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開発事例

オリジナル衛生帽子が
人気の洋菓子店で採用。
繊細なカスタマイズで
現場の不安を解消!

■クライアント:洋菓子店

■サンロード担当:岡本

今回のご依頼を頂いた経緯を教えてください。

クライアントは大阪で数店舗を展開している洋菓子店様です。
以前はスタッフ様が店頭で衛生帽子をかぶることはなかったそうですが、近年は社内的にも衛生管理に対するハードルがより高くなっていて、また店内にはセントラルキッチンのようなスペースもあるので、きちんとした衛生帽子を着用する必要性が高まっていました。
そこで担当の方がネットを調べているとサンロードのホームページに行き着き、お問い合わせを頂きまして「では一度お伺いします」となった次第です。

先方にはどのようなご提案を?

まずは「食品工場ではこういう帽子をかぶってますよ」というアプローチで、当社の既製品をいくつか見ていただきました。
以前は不織布製の簡易な使い捨てインナーキャップを使っておられたのですが、「それだけでは(毛髪落下対策として)弱いので、強化したい」とのご意向でした。

インナーキャップとアウターキャップの併用をお勧めしますと、2枚かぶるというのは結構大変だということでした。食品工場などでは普通なのですが、今まで1枚だけだったものが2枚となるのは、ちょっと面倒というか抵抗があったようです。
そこで1枚でも毛髪落下防止の効果が高いサニキャップの既存モデル(TA-21)をベースモデルに選びました。

今回のカスタマイズで工夫した点は。

いろいろお話を伺う中で「できれば眉毛の落下も防ぎたい」というご要望を頂きましたので、顔周りの伸縮生地の幅を2センチほど広くして、眉毛までかぶせる形にしました。
これは「眉毛は隠すけど、目にはかからず邪魔にならない」という、ちょうど良い形と幅がキーポイントです。当社にはデザイナーが在籍していますので、こうした部位の微調整にも対応できるのがサンロードの強みだと思います。

もう一つは、ケープにメッシュ生地を採用した点です。
TA21のケープは通常の素材を使っていますが、先方でサンプルを試していただいたところ「暑い」という声がありましたので、ケープを通気性と肌当たりが良いメッシュ生地に変更しました。

一口にメッシュ生地といっても様々な種類がありますが、今回採用したのは東レの「フィールドセンサー®」という生地です。作業用ポロシャツなどによく使われる素材で、とても肌当たりが良くて柔らかく、吸水性もあります。他社製品ではあまり使われていないように思いますが、当社では「ケープで涼しいタイプ」といえばこの生地が定番です。
こういう選択ができるのも、今まで私たちが数多くのカスタマイズを手掛けてきた経験の積み重ねから得られた「最適解」の一つといえます。

先方の反応はどうでしたか。

ヒアリング後は1~2回のサンプルのやりとりでご承諾を頂けました。納品後も使い勝手は良いと聞きましたし、リピートのご注文も続いているので、ご満足いただけているかと思います。

リピートというと、今までのご注文は100枚程度になります。こうした小ロット対応できるのも、私たちのオーダーメイドが選ばれている理由の一つと考えています。これが最低ロット500枚とかですと、今回のお話は難しかったのではないでしょうか。

衛生帽子や異物混入対策というと、食品工場のような大きな製造現場をイメージしがちですが、今回のようなお店の異物混入対策についてはどうお考えですか。

食品工場での異物混入はその原因や出所を特定できますが、一般の店舗では異物が見つかっても誰のものか分からないので問題が表面化されにくく、その対策も遅れていたという側面はあると思います。
またお店では接客や対面販売がありますので、普通の衛生帽子よりも、おしゃれな帽子や三角巾をかぶっている方が見た目にも良いでしょう。

でも最近は消費者の安全衛生への意識も高まっています。もしかしたら今後は、衛生管理や異物混入防止への取り組みが進んでいるお店の方が、顧客に評価されるようになるかもしれません。また衛生帽子も、機能性や安全性、デザイン性を両立した製品が増えてくると思います。

工場や施設ではもちろんですが、お菓子屋さんやカフェなどでも「うちは別にいいわ」と思わず、衛生管理や異物対策って大事だよね、という意識を持っていただけるとうれしいですね。