見た目のおしゃれ感と
機能性を兼ね備えた
つば付き衛生帽子は
店舗スタッフにも好評。
■クライアント:カフェ
■サンロード担当:岡本
今回のご依頼を頂いた経緯は。
こちらは、奈良県内の某ウェディング会場に併設するカフェからの引き合いです。
以前は店内スタッフは無帽で業務に就いていましたが、衛生管理をより徹底していくという運営会社の意向を受け、使い捨ての簡易な不織布製キャップを使用するようになりました。
しかし調理場などで働く方は良いのですが、接客にあたるスタッフからは「不織布の帽子でお客様の前に出るのは恥ずかしい」という不満の声が多く、「もっと見栄えの良い帽子に変えたい」とのご相談を頂きました。
どのようなご提案をされましたか。
カフェなどのカジュアルな店舗でユニフォームとしてよく使われるのは「キャスケット帽」という、丸みがあってふっくらとしたつば付きな帽子です。ただ当社のラインアップにはキャスケット帽子はないので、同じつば付きで軽作業向けのモデル(SB-024)をご提案しました。当社では「ソフト帽」と呼んでいます。
サンプルをお持ちしたところ、形状はOKを頂けたのですが、もともとこのモデルはバックヤードでの利用を想定されていたもので、ベースカラーが白色でした。それでは味気ないので、見た目が映えるよう、濃い青色に変更することにしました。
このブルーも当方からのご提案です。色のバージョンは16種類ありまして、その中からこれを選びました。あと色に関して言うと、ステッチはあえて元の白色にしています。その方がかっこいいので。
カラー変更の他にはどんなカスタマイズを?
まず話し声や周りの音を聞きやすいようにと、耳の部分をメッシュ生地に変更しました。メッシュの色は、スタイリッシュで青色とも調和する黒を採用しました。普段は黒のメッシュはあまり使わないのですが、かなりデザインを意識しています。
また、最初にお持ちしたサンプルは若干小ぶりに見えたので、もう少しふんわりとした形状を強調しておしゃれ感を高めました。なんかマリオの帽子っぽくて(笑)かわいいですよね。カフェの女性店員さんにかぶってもらったら、とても似合っていました。
かわいいだけではなく、帽子の深さもしっかり確保してあるので、毛髪のはみ出しをちゃんとカバーできるというのもポイントです。普通のキャスケット帽子だと、特に女性の髪が収まりきらないことも多いんですが、このソフト帽は「毛髪を出さない」という機能性を持ちながら、見た目にもこだわっています。
こうしたデザイン重視の設計はどのように決めていきましたか。
デザイナーに商談に同席してもらい、その場で先方と詳細を詰めていったものです。
社内に衛生帽子専門のデザイナーがいて、しかも打ち合わせに同行してもらえるというのは、他社ではあまりないのではないでしょうか。お客様としても、わざわざデザイナーが出向いて自社の要望を親身に聞いてくれて、希望に合ったカスタムを考えてくれるのですから、満足度は高いと思います。実際、デザイナーが入って話がまとまるケースも多いです。
こういった対応ができるのは、サンロードならではの強みだと思います。色をある部分だけ変えるとか、生地の幅を2cm広げるとか、そういう細かいご要望には、他社ではなかなか対応できないと思いますよ。特に海外で生産しているメーカーではまず無理です。もしできたとしても、ロットの問題があります。
当社のオーダーメイドは決して安くはありませんが、小ロットで自社オリジナルの型を作れるというのはクライアントにとっても大きな価値だと考えています。
お客様の反響は。
スタッフ様には「店頭に出るのが恥ずかしくなくていい」と言っていただいています。さすがに不織布のキャップと比べたら、違いは明らかですからね。何しろ喜んでいただけて良かったです。
これからも今回のようなカスタマイズはぜひやっていきたいと考えています。飲食店や菓子店などでのご利用でも今回の事例が参考になるでしょうから、これをご覧になって「うちでも使えるかな?」と関心を持っていただいたオーナー様は、ぜひお声がけいただきたいと思います。