異物混入ラボ | 異物混入対策を本気で考える情報サイト

なかなか収まる気配を見せない新型コロナウイルス。毎日流れる「今日の感染者数」や、経済・社会に影を落としているいろいろなニュースを見るにつけ、本当に気が重くなりますよね。
でも、そんな中でも前を向いて進まなきゃ!できる対策をしっかりとって、みんなで力を合わせてこの難局を乗り越えましょう。

そんなわけで今回は、いつもと少し趣向を変えて、コロナウイルス対策に有効とされる「換気」の大切さを解説します。ウイルスも「異物」ですからね。
さらに、お部屋の換気にとっても便利な、網戸に代わる便利商品もご紹介しちゃいます!

そもそも「換気」とは何か

本題に入る前に、「換気」というものについて確認しておきましょう。

換気とは、何らかの方法で「部屋の中の空気と外の空気を入れ替える」ことです。
今の住宅は基本的に、室内外の空気の出入りがしにくいように作られています。これを「気密性」といい、そのおかげで、エアコンの空気が外にもれず快適な室温を保ってくれます。
しかし逆に言えば、何もしなければ空気が外に出ていくこともありません。だから必要に応じて換気を行い、室内の空気を外に出して新鮮な空気を入れるのです。

では何のために換気をするのかというと、換気をすることで、空気中に含まれる汚染物質を部屋の外へ出したり、薄めたりすることができます。
ここでいう汚染物質とは、人に対して悪影響を与える物の総称で、主に次のようなものがあります。

  • 一酸化炭素(CO):設備機器の不完全燃焼などで発生します。
  • ホルムアルデヒド(HCHO):建材に使われる接着剤などから発生します。
  • ハウスダスト:繊維くず、ダニの死がい、花粉、タバコの煙、カビ、細菌など。

また、人の体は呼気や汗によって絶えず水分(水蒸気)を放出しています。台所や浴室などからも水分は発生します。部屋の湿度が高くなると、結露の発生や建物の劣化につながりますので、これを防ぐ意味でも換気は大切です。
換気は、人が暮らす場所の空気環境を良好に保つために欠かせない作業だといえます。

換気の種類いろいろ

換気の方法には、大きく「自然換気」と「機械換気」の2つがあります。

自然換気

自然換気とは、その名の通り自然の力を活用して行う換気のことです。
自然の風の流れを利用する「風力換気」や、室内外の空気の温度差を利用する「温度差換気(重力換気)」があります。

自然の風の流れで換気をするのは何となくイメージできると思いますが、空気の温度差を利用、って分かりますか?
簡単に言うと、温かい空気は冷たい空気よりも軽いため、室内の温かい空気は上昇して上の窓から外へ、外の冷たい空気は下の窓から中へという空気の流れが生まれます。これを「煙突効果」といいますが、この気流を換気に利用するんです。

自然換気は、機械的な動力を使わないので省エネで騒音などの問題も少ないというメリットがある一方、常に一定の流量を確保することはできません。ですから施設や工場などを計画的に換気する場合には機械換気を使うことになります。

機械換気

換気扇や送風機などの機械を利用して行う換気のことです。
機械を動かすための電気代などは必要ですが、外の温度や風圧にかかわらず常に安定した給気・排気を行えるため確実な換気量を確保できます。

機械換気には様々な設備機器がありますが、換気の仕方としては次の3種類があります。

第1種機械換気
給気・排気とも送風機やファンなどの機械を使用します。風量や温度を細かく調整でき、様々な場所で導入されています。
第2種機械換気
給気のみ機械を使用し、排気は自然換気で行います。新鮮な空気を常に取り込めるため衛生管理が必要な場所に適しています。
第3種機械換気
給気は自然換気で、排気は機械を利用して行います。室内の空気を常に排出するため熱や臭いのこもりやすい場所に適しています。

コロナウイルス対策に「換気が重要」とされるわけ

換気とは何ぞや、については大体お分かりいただけたかと思います。
では、この換気がなぜ、新型コロナウイルス対策として重要だとされているのでしょうか。

現在、感染拡大防止のために「三密(密集・密接・密閉)」を避けるよう国民の皆さんに求められているのはご存じの通りです。
※厚生労働省ホームページ「新型コロナウイルス感染症への対応について(高齢者の皆さまへ)」

これは、コロナウイルスの集団(クラスター)感染は

  • 密閉空間(換気の悪い密閉空間である)
  • 密集場所(多くの人が密集している)
  • 密接場面(互いに手を伸ばしたら届く距離での会話や発声が行われる)

という3つの条件がそろう場所で、発生する可能性が高いと言われているからです。

1つめの条件に「換気の悪い密閉空間」とあることにご注目ください。
先ほど、換気の目的として「汚染物質を外に出すこと」と申し上げました。まさにこれで、もし室内にウイルスが存在していても、きちんと換気を行い拡散できれば、少なくとも室内での集団感染は避けられるでしょう。

そのため、感染予防の方法の一つとして、定期的に外気を取り入れる換気が推奨されているのです。皆さまにはぜひ今一度、職場で、ご自宅で、部屋の換気を行うことの重要性を知っていただきたいと思います。

まずは窓を開ける習慣から!

感染予防のためには、部屋の換気が大切ということをお話ししましたが、皆さまの職場ではどのように部屋の換気を行われているでしょうか?
すでに機械換気設備が備わっていれば問題ありません。でも換気設備がない場合はどうしましょう? そんな時は、しっかり自然換気ができるよう窓やドアを開けてください。
2か所以上開けられればベスト。空気の流れができて、部屋の換気を効率良く行うことができます。

最近では外を歩いていても、オフィスビルや飲食店、スーパーなどの店舗で窓やドアを開け放しているのをよく見かけます。
当ラボでもそうしていますし、クライアントの各種工場様にお話をうかがっても、事務所や食堂など人の集まるスペースでは、窓やドアを定期的に開放しているとのこと。「コロナウイルスの感染予防として換気をする」という行為が、世間に広く浸透しているんだなぁと感じています。

このご時世ですので、人の多く集まる会議室や作業場所などではもちろんのこと、どの部屋でもできるだけ窓を開けるということをぜひ習慣づけてくださいね!

サンロードのサイトでも、換気について詳しく取り上げていますので、ご関心のある方はご覧ください。
「換気」をしよう!(株式会社サンロードのサイトが開きます)

窓の換気のお悩みを一層する「窓換気ネット」とは?

部屋の窓を開けて換気するということについて、こんなお悩みはありませんか?

「窓に網戸がなく、虫が入ってくるので開けられない…」
「窓の構造やコストの問題から、網戸の後付けが難しい…」
「網戸は付いているが、小さい虫は網をすり抜けてくる…」

実は、こうしたお悩みは、当ラボのお客様からも実際にご相談を受けています。
特に新しい工場になるほど、網戸が付いていないケースが多いようです。気密性を高めるため、そもそも窓を開けることを前提としていないのでしょう。

そこで私たちは、窓の換気に関する皆さまのお悩みをすべて解決する、新商品を開発いたしました!。
その名も、『窓換気ネット』!(そのままやーん)

この商品は、網戸の付いていない窓に、特殊素材のフィルターをすっぽりかぶせてしまおう!というもの。
自然換気をさまたげない通気性を持ちながら、小さな虫も通さない目の細かさで、風通しの良さと防虫対策を両立できる優れものです。
また、ネットを付けたままで鍵や窓の開け閉めが簡単に行えるようスライドファスナーが付いています。けっこう使いやすくて便利ですよ!

設置方法は、窓枠にマジックテープで取り付けるだけ。網戸と違ってとっても簡単で、もちろんサッシの工事も一切必要ありません。
窓の大きさに合わせて1枚からオーダー製作もご対応可能ですので、どんなサイズでもお任せください。

これまで私たちが培ってきた、異物混入対策製品のノウハウが詰まった「窓換気ネット」。その効果や利便性の高さは間違いのないところです。おかげさまで発売以来、たくさんのお客様にご採用いただいています。
換気の際に虫が入ってくることにお困りの場合は、ぜひ一度ご相談くださいね。

「窓換気ネット」についてさらに詳しくお知りになりたい方はこちらをご覧ください。
窓換気ネット(株式会社サンロードのサイトが開きます)

まとめ

いかがでしたか?
今やコロナ感染予防への取り組みは、企業にとって当たり前のものとなっています。
換気のために窓やドアを開けるというのは、会社としてしっかり対策しているという姿勢が、目に見えて分かるもの。お客様に安心感を与えるためにもぜひお勧めします。
網戸が付いていないところには「窓換気ネット」を!(宣伝)

※部屋の換気によってコロナウイルスの感染を完全に防ぐことはできません。あくまで感染リスクを少しでも減らす予防法の一つであるということにご留意ください。

おまけ:ホントにこわいタバコの煙の話

換気には、部屋の空気中の汚染物質を外に出す目的があります。
ところで、お部屋で発生する身近な汚染物質といったら、なんといってもアレですよね。そう、タバコの煙。

タバコの煙は、喫煙者本人が吸う「主流煙」よりも、タバコの火から立ち上がる「副流煙」のほうが有害だというのはよく知られていますが、実際どれくらいかご存じですか?
驚くなかれ、ニコチンは2.8倍、タールは3.4倍。発がん物質の一つであるジメチルニトロソアミンは19~129倍もの量が含まれているそうです。

この副流煙を吸う「受動喫煙」によって、肺がん、虚血性心疾患、脳卒中、乳幼児突然死症候群などのさまざまな健康被害を引き起こす恐れがあります。
いつも身近にあるという意味では、コロナウイルスよりも危険と言えるかも。

こうしたリスクを少しでも遠ざけるためにも、普段から、お部屋をしっかり換気する習慣をつけましょう!